ジャッジは疲れる

ヒーラーとして活動する前の私は会社員でしたが、その時から占いや神秘的なことにものすごく興味がありました。

 

だんだん、会社員という物質世界で生きることに苦痛や疑問が湧いてきていつもイライラしていましたが、その世界は、唯一、待遇面に恵まれていたこともあり、

私はその生活がなくなることを恐れて、したくもない競争と、すでに情熱の微塵もない仕事を流れ作業のようにこなしていました。

 

そんなわけで、日々のストレスで生きにくいので、退職することや同じ業界の転職先をいつも考え、前職よりいい条件の転職先を見つけては難なく就職していました。

今にして思えば、自分の条件に見合う転職先がいつも差し出されたのは、完全に引き寄せでしたね。

 

中途採用で転職先へ配属されると、自分より年下の上司や社歴の長い人がいたりしますので、私は転職先でいらぬ質問をいつもされました。

 

「以前、どちらの会社にいたのですか」

「(前職の会社名)にいたと聞いたのですが、社風や待遇面てどうなんですか」

「すごい経歴ですよね」

「英語はかなり話せるんですか」

 

明らかに個人情報丸出しになっており、私は質問される度に不快な思いをしたので、まともに取り合わず、あえて笑ってごまかしたり、質問があまりにしつこい時は「そのご質問は、業務に何か必要ですか?」と笑って答えました。

 

初対面で人の顔を見るなり開口一番そんな質問をされたことも多々ありました。

 

私は人の学歴や経歴などに興味がない人間なので、私の経歴をこの人に教えてこの人の何の役に立つんだろうか?といつも疑問に思い、パーソナルスペースを侵されているようで不快でした。

 

上記の人々は、自分の経歴と私の経歴を比較(ジャッジ)しており、どちらが上で、どちらが下か、というエゴに基づく分析・判断をしています。

 

これは日常生活でもあると思います。

 

例えば、出身校はどこなのかとか、人の家のローンや家賃がいくらなのかとか、給料はいくらもらってるのかとか、

 

それを聞いてどうする?という質問をあなたがされて、それを不快に感じた場合、あなたは相手にまともに答える必要もないし、答える義務もありません。

 

あなたが不快に感じたら、笑顔でこう質問するとよいです。

 

「それはあなたの何に役立つのですか」

 

相手を尊重し、笑顔を忘れないでください(笑)

 

このような質問を返すと大抵の人は答えられないか、ただ聞いただけ、と答えます。

 

それほど意味がないことを質問しているのです。

 

 

2016年は、ジャッジで生きる人には非常にきつい年になります。

 

自らを良くしていきたい、より良く生きたいと願うなら、

 

気づきましょう。

 

 

 

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