自己顕示欲の裏に潜むもの

昨日のブログで、自分を褒めてない、自分を認めていないのに、他者から褒めてほしい、認めてほしいと思うことは、自分の価値を他者に決めてもらうこと(ジャッジ)になると話しました。

 

心の底から自分を褒めて、認めていれば、他者に評価を求めることはしなくなります。揺るぎない自分という自分を知って、他者との距離感に応じてベストな距離をとることができますので、自然と人間関係が円滑になり無理をしなくなります。

結果、相手の反応をいちいち気にしなくなるのです。

 

条件づけで何かをしたり、損得勘定で動く習慣がついてしまうのは、それまでの生き方で経験したことがきっかけで、そのような思考が形成されています。

特に、子供時代の過ごし方に問題があると見ていいでしょう。

 

子供の頃、親御さんが自分のことを褒めてほしかったのに褒めてくれなかったとか、

認めてほしかったのに認めてくれなかったとか、厳格だったなど、色々なケースがありますが、それらは大人になってから自己顕示欲として出てしまうことが多々あります。

 

自己顕示欲は字のごとく”欲求”ですので、社会で生きる上で、理性を失わない程度に自分の欲求をコントロールできれば問題はないのですが、子供時代からのトラウマや傷がある場合、周囲に迷惑行為をしたり、場をわきまえず目立とうとしたり、自分が注目されるような振る舞いをする、といった特徴があります。

 

自分が輪の中の中心にいたいとか、上の立場にいたいと願うことも自己顕示欲ですので、他者にそれを強要するような言動や行動が無意識に出てきてしまいます。

 

逆に、相手の顔色や評価を気にすることも、本当の自分をわかっていなくて、上記と同様子供時代からのトラウマや傷があるとみていいでしょう。

 

子供時代からのトラウマや傷(インナーチャイルド)を癒すには、まず上記のような思考や行動をとる自分に気づいて、時間をかけてヒーリングする必要があります。

 

インナーチャイルドは、ヒーリングしないままなくなることはありません。

癒されるまであなたの中にずっと居続けます。その証として、ダダをこねる子供のように、人生の広い範囲に悪影響をもたらします。

 

傷は、学びと成長のために負うものですが、軽い傷なら生き方に支障は出ません。

深い傷なら放っておいて治ることはなく、人生の中でも不和が続くのです。

 

コントロールできない欲求や、自分が望む生き方ができていないとか、実際何をしたらいいのかわからず、ただ毎日だらしなく過ごしているとか、人から誤解を受けやすい人は、ぜひインナーチャイルドのヒーリングに着手してください。

 

神から与えられたあなたの個性は、唯一無二の素敵な贈り物です。

この個性を全面的に肯定して生きることがあなたの使命です。

 

インナーチャイルドプログラム

 

 

 

 

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