想定外だからいい

 

先日電車に乗っていたら、札幌観光に来たと思われる親子と隣の席になりました。

 

子「まま、おやつたべたい」

母「今ごはん食べに行くからおやつダメ」

子「ちょっとだけ」

母「あと3回止まったらもう着くから。おやつよりもっと美味しいものがいっぱいあるよ!○○ちゃんが大好きな☆☆とか△△とか・・・」

子「えっ、☆☆も!?」

母「そう!だからもう少し待ってね」

 

そう言ってお子様は目を輝かせ、お店があると思われるあと3駅をおやつを食べることなく、笑顔で電車を降りていきました。

 

子供の頃、○○まであと何日とか、クリスマスにサンタさんが来てプレゼントもらえるかな?とか、結果を得られるまでの期間(プロセス)をただ楽しみに、必要なことをして過ごしました。

 

大人になるにつれて、結果を得られるまでの期間を飛び越えて、簡単に結果だけ得ようとする習慣ができていきます。

 

これは、忙しい生活に忙殺されて、純粋さや無邪気さといった本来の感覚を忘れてしまうためです。

 

私たちは3次元の世界に生きていますので、何かが具現化するまでにはそれ相応の時間を要します。

 

同じことに取り組んでいても、早く具現化する(結果を出す)人もいれば、いつまでも具現化しないという人もいるでしょう。

 

自分が求める結果が、いつまでも具現化しないことにもそれ相応の理由がありますが、これを肯定的に受け止められないと、さらに引き伸ばされた気持ちになるでしょう。

厳密にいえば、遅れているように見えても、顕現するまでの期間がその魂にとっては必要な学びの期間であり、その魂にとってはそれが「最善である」ということを知ってください。

 

私たちは、子供の頃から競争を余儀なくされる環境の中に置かれ、いつも誰かや何かと比べられては、したくもない競争を経験することであらゆる感情を学んでいきます。

 

その集大成が今の自分の姿です。今のあなたは輝いていますか?

 

人々の光の導き手となるライトワーカーやヒーラー、セラピストとなる魂は、基本的にこの競争という概念や発想を重視していない為、そのような環境に置かれることが不快に感じ、心身に不具合を起こす場合があります。

 

そして、勝ち負けにこだわる(ジャッジする)人は、世間から自分がどう見られているか?を常に気にするため、自分を偽って表現したり、許容範囲を超えて無理をしたり、他者からの賛同を求めては自己価値を世間に認めさせようと必死になります。

 

これでは、誰のために、何のために生きているのかわかりません。

 

 

ジャッジをする習慣のある人は3次元的発想なので、それはそれで地球の学びとしては自由な生き方なのですが、他者に自分の価値を決めてもらう分、他者の反応と自らのプレッシャーと常に戦うことになります。

 

行き詰まりを感じることも多いでしょう。

行き詰まり=息詰まり

 

もっとリラックスして、自分の「プロセスをただ楽しむこと」を優先してみてください。

 

ジャッジすることに慣れてしまうと、この「ただ楽しむ」には、自分がどうしたらいいのかさえわからなくなります。

 

あなたがコレだ!と思う目標ができたら、それに向けて、ただ純粋に、ただワクワク取り組むことができた時、宇宙規模での思いがけないサプライズが贈られます。

 

思いもよらないことだから、人は喜び感動します。

 

いくつになろうがワクワクしましょう!生きる上で大事です。

 

 

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