『強さ』と聞いて、嫌悪感を示す人もいるかもしれませんが、自分のビジネスを起業する人や指導者、責任のある立場になる人には、私は必要な要素だと思っています。
なぜなら、私が思うスピリチュアルの世界での『強さ』とは、
安定感と安全性を意味し、愛があるからこそ強くなることができるからです。
決して暴力や権力の乱用のことではないからです。
そして、戦う相手、競う相手は、いつも『自分』なのです。
その矛先を間違えてはなりません。
この矛先を間違えると、不要な衝突を招いて傷つけ合い、疲弊します。
逆に、『弱さ』とは、不安定で不完全、隠れるとかすぐ逃げ出すこと、本来の自分にまだ気づいていないことだと私は思っています。
私は19歳の時、新規オープンの居酒屋の求人を見て友人と面接に行きました。
当時の企業では珍しいグループ面接を採用していて、そこに応募してきた学生たち、多分50人ぐらいはいたんじゃないかな、集まりました。
7、8人のグループに分かれて、メモ用紙に匿名で第一印象を書き合うといったゲームが行われました。
私の第一印象は『落ち着きがある』『頼り甲斐がありそう』『迫力がある』『姐御肌』『とっぽい』など、どう考えても強い印象の表現ばかりで、当時、自分のことをまだ知らずに生きていた私には、どれもひどいショックな言葉でした。
当時の私の定番ヘアスタイルは、おさげだったのに、です(笑)
しかも『とっぽい』の意味がわからなくて聞いたぐらいでしたから(笑)
十代からこのような類のことを言われていたので、自分は女の子なのに強く見られたり、怖い印象で見られることが当時は本当に嫌でした。
そして、このトラウマを機に、必ずといっていいほど最後になぜか人前に引っ張り出されるというか、本人の意思ではない、無駄に人目にさらされるような事態が起こるようになり、私は病的な赤面症になっていきました。
現在は、病的な範囲は克服できたと自覚しています(笑)
スピリチュアルの世界を知ってからは、唯一無二の、この機会をいただいた自分を、現世での自分の個性を、完全に受け入れ感謝しています。
自尊心が極端に引くかった私が、ここまで自分を愛せたのは、スピリチュアルの世界を理解したからに他なりません。
自分を磨くことは、昔も今も変わらず大好きです。
どうか強くみられることを気にする女性は、その自分の個性を認めてください。
強さとは、太陽のような温かい愛と勇気で人々を照らし、時に見守ることです。
今日落ち込んでも、太陽はいつだって、毎朝、あなたを照らしてくれます。
それは、これからもずっと、肉体を持つ限り、毎朝照らしてくれます。
安心して、あなたの中の闇を手渡し、
元気をいただいてください。
それをくりかえしているうちに、あなたは太陽と同化して、あなたの周りにはたくさんの人が集まってきます。
自分を大切にするように、相手のことも大切にしてください。
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