今までの人生で思いのままに生きられなくて、スピリチュアルの世界に足を踏み入れる人が年々増加していると思います。
サイキック能力の開花、チャネリング、アセンションにしても、
歴然とした個人差があることも事実で、それは個々の性格の違いや感性、受け取り方の思考観念、実践などの取り組み方にもよるところが大きいので、ある意味当然といえるでしょう。
そもそも始めた動機や今後どう生きたいのか?によっても、その人の未来は大きく変わってきます。
情報が蔓延していますので、スピリチュアルの世界を知る前に本を読んで知識を身につける人も多いと思いますが、頭にイメージするだけでは完全に落とし込めないのがこの地球だと思います。
実際のところ、スピリチュアルな本はかなり読んできたけど、いまいち理解できなかったとか、スピリチュアルの世界に失望したり、怖くなって離れたという人も私の教室では少なくありません。
私に関していえば、元々積極的に本を読むタイプではないので、今にして思えば予備知識がなかったからこそ!のことは多いです。
ほどほどに、がいいと思いますね。
固定観念でガチガチになっている人が多いように感じます。
地球の生き方としては実践・行動を伴う生き方が、その人にとって最も容易に理解でき身につくと思います。
サイキック能力に関しても、その人にとって今必要なことしか起こりません。
それにいいも悪いもなく、事実としてただそうなのです。
例えば、何らかのエネルギーワークの回路を持っていても、使っていなければそれは機能していないので、起こる出来事もそれに見合ったことしか起こりません。
いきなりチャネリングができるようになると期待するのも自由なのですが、プロセス的に少々無理があるのです。
自分に制限を設けて『自分はできていない』と、今の自分を受け入れようとしないこともブロックです。
この状態こそが、生きにくくさせている根源でかなりのブロックを持っていて、その解放が必要だということを知ってほしいですね。
簡単にいうと、ハートに長年の滞りが山積していて、それが原因で不具合を起こしていて今すぐ解放が必要なのです。
解放しない限り、自分らしく自由に生きられないのです。
不思議体験だけを期待して他者と自分を比較する人は、今後サイキック能力を何の目的で利用しようとしているのか?、今一度精査する必要があるでしょう。
目に見えない世界を理解するには、目には見えない自分の感覚、直感を活かすこと、自分の心ではどう感じたかが最も大切です。
知識を理論だてて学ぶことは、義務教育や受験、試験の場で役立った勉強法で、スピリチュアルの学びや体験、アセンションには役立ちません。
その習性は、魂の生き方を始める際の足かせになります。
それだけ自分はハートチャクラが閉じていて、何でも頭を使って考える習慣が根付いている、自分のハートを充分に癒して滞りを解放する必要があるのだと知ってください。
そうでなければ、いつまで経っても、何年経っても、何歳になっても満足できず、望まない生き方を続けることになります。
ハートが閉じている人の特徴として、白か黒かの発想で常にジャッジを好みます。いいか悪いかが基本なので他者に対抗意識を燃やしたり、あらゆることが制限付きまたは条件付きで、物事のポジティブな側面ではなく、必ずネガティブな側面から捉えます。
しかしながら、自分でそれに気づいていても、頑固で硬くなったハートをいきなり溶かすことは、根深い分だけそれ相応のプロセスも必要となります。
ここでいうプロセスとは、自分と素直に向き合う時間のことです。
スピリチュアルの世界や宇宙は、私たちの頭で考えたことに限定される世界ではありません。
制限がなく、無限です。
ここを三次元に限定した捉え方で理解しようとすること自体に無理があり、そこに答えはありません。
その答えは自分の中にあり、自分が癒されて初めてわかるのです。