あなたは誰?

 

『Who are you?』と聞かれたら、なんと答えますか

 

 

この質問に、自分の職業会社名・学歴などを答える日本人は多いそうです。

 

それは決して間違ってはいないのでしょうが、欧米でいうところのこの質問の意図は、あなたの個性や中身=アイデンティティについて聞いています。

 

ちなみに欧米では、子供の頃から『Who are you?』と聞かれて答えられるよう教育されるそうです。

 

個性を発揮してよい環境で育った欧米人は、上記の質問にも自信を持って答えられるのでしょう。

 

集団生活での和を重んじる環境や社会で、自分の個性を前に出すことを教えられていないと、上記の質問をされた際社会的な自分の立場を伝えようとするのかもしれません。

 

 

日本では、赤ちゃんが生まれたら両親と同じ部屋、あるいは近くで寝ることがほとんどだと思います。

 

赤ちゃんが泣いたら、すぐに母親がお世話をすると思います。

 

欧米では赤ちゃんが生まれたら、赤ちゃん専用の部屋が与えられ、両親と寝室は別々になり、赤ちゃんと両親は一緒に寝ないことがほとんどだそうです。

赤ちゃんが泣いても、あえて泣きっぱなしにしておくことも日常茶飯事だと聞きます。

 

 

これは、家の広さだけでなく、自立心や個を育てることに重きを置く欧米文化の特徴といえるでしょう。そして幼少期になると、子ども扱いではなく、一人の人格として向き合い教育していくと友人から聞きました。

 

 

日本の良さとして、私が認識していることは日本人の思いやりの心、奥ゆかしさ、控えめさなどが挙げられると思います。

 

 

日本がオリンピック開催地として誘致のプレゼンテーションをした際、『お・も・て・な・し』は、日本の最大の強みとなって世界中に認知されました。

 

私もそれほど海外経験があるわけではないのですが、日本のホスピタリティや衛生面は世界一、いや地球一ではないかと思っています。

 

 

日本人は、元々気持ちが朗らかで、誰にでも親切で、皆が気持ち良く過ごせるよう人と協力したり、皆で分け合って共存しようとするDNAを持っているように思います。

 

そのことを忘れて『自分さえよければいい』になった時、私たちが気づくように望まない形で現実に具現化されると思います。

 

 

自分が過去にいた環境で自分という個は形成され、『今』いる環境によって成長を重ねます

 

過去に自分がいた環境を悔やんでも『今』抱えている状況は改善されません。

 

今、そしてこれからを幸せに自分の思うままに生きるためには、今自分が過ごす環境を見直す必要があるでしょう。

 

ストレスだらけの職場にいるのなら、初心にかえって『自分は何目的でその仕事を始めたのか?』

 

ストレスの根源は、誰あるいは何なのか?

 

 

それも含め、会社で働かせてもらうことで給与が発生します。

 

給与というまとまったお金を頂戴することで、生活の保証、社会的保証をしてもらっていることに改めて感謝が必要な時なのかもしれません。

 

あるいは、

 

明らかに不遇な環境に置かれているのなら、勇気を持ってそれを内部または外部へ助けを申し出る必要があるのかもしれません。

 

あるいは、

 

特定の仕事をしていないなら、その生活が当たり前になっていて感謝することを忘れているのかもしれません。

 

 

いずれにしても、自分がストレスを抱えている=あなたにマッチしていない『何か』があるからこそ、体は正直に訴えてきます。

 

 

多くの人は、仕事=ストレスが溜まることと認識しており、自分で自分に不要なストレスやプレッシャーを与えている人が多いように感じます。

 

実際のところ、仕事=ストレスが溜まるものではありません。

 

 

ストレスの理由がなんであれ、ストレスを改善する取り組みはあくまでも自分から始めなくては何も変わりません。

 

自分を信頼するようになると、自分の意見を適材適所で相手に伝えることが可能になります。

 

 

個人的な文句を会社に言えば、自分の足元をすくわれる場合がありますので、そうではなく、日々の自分が思っている疑問、そこに関わる人にとっての解決策を見出そうとすれば、事態はポジティブに進みます。

 

 

時間はかかるかもしれませんが、自分だけを擁護するエゴからの行動でなければ、最終的に何もかもうまくいくようになっています。

 

 

今の自分の本心と向き合い、環境を見直して、自分の意見を表現することから始めてみてはいかがでしょうか。

 

地球を旅する上で貴重な乗り物である肉体は、日々の微細な思いに反応しそれらを蓄積していきます。

 

いつもポジティブな側面から物事を受けとめる習慣、ポジティブな側面から意見を言うようにすれば、自動的に自分の周囲もポジティブに変化することに気づいてください。

 

 

人の顔色をうかがい、いい人のふりをして無理する人ほどストレスや葛藤が多いものです。

 

いつも我慢に我慢を重ねているので、突如爆発して人を威嚇します。

 

 

本当の自分を知って、自分を愛せると、自由に自分のことを表現できます。

 

スピリチュアルな学習を始めることは、自分を再認識するための楽しい旅の始まりです。

 

 

Who are you?

 

 

 

 

 

 

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