古代から占術は人々の生活に密着し、いつの時も人々の道標となって導いてきました。
現存する占術には色々ありますが、最近ではオラクルカードが書店で一般的になりましたね。
オラクルカードの第一人者といえば御馴染みエンジェルレディのドリーン・バーチュー博士ですが、ドリーン・バーチュー博士は当初、クライアントにタロットカードでリーディングしていた経緯があり、そこからオラクルカードを発明するに至っています。
最初のエンジェルオラクルカードは15周年を迎えたそうです。
オラクルカードもタロットカードも、今必要なメッセージを引いたカードから導き出すわけですが、直感や潜在意識を活性化するスピリチュアルツールであることに違いありません。
誰でも気軽にカードを引いて、美しいビジュアルとメッセージを視覚的に受け取ることができる大変優れたツールですが、使う側の霊的能力が開発されている場合は精度が高まります。
私の教室では、解説書に頼らないリーディング方法、最終的にはカードのようなツールに頼らなくてもリーディングできる方法を伝授していますが、これにはかなりの個人差があります。
というのも、自分への信頼と高次元との確実なパイプができていないと、解説書がないと一言も出なくなります。
これは今までに生きてきた中でできた、ある刷り込みがあるためにそうなってしまうのですが、その殻を自らで破った時の達成感といったら、まさに神がかり的なシンクロが起こるのも事実です。
言葉では説明のしようがないことが目の前で起こりますから。
これはマジックでも、トリックでも、ハッタリでもありません(笑)
そして、いかに自分を制限して生きてきたか、に気づかされます。
とはいえ、
地球で生きている以上、バランスは常に意識しましょうね。
スピリチュアル初学者が陥りやすいのがグラウンディング不足です。
そっちの世界が楽しいのはわかります(笑)、ですが、今は地球という場所がメインで肉体を持って生きていることを忘れないようにしましょう。
私たちはそもそも高次元の世界から、わざわざ波動を低く低くしてこの3次元の地球に『愛と感謝』『学び成長し進化』するために降りてきました。
どれほど当たると言われる占術でも100%ではないことも頭の隅に入れておく必要があります。
なぜなら、占った時点でクライアントの意識が変わるため、宇宙はこれに完璧に比例します。
これは言い逃れでもなんでもなく、占った時より想像以上に状況が改善される場合もあるでしょうし、逆にクライアントが潜在意識にトラウマやブロックが多い場合は改善されるどころか何も変化がない、あるいはくりかえすということも起こりえます。
そう、あなたの潜在意識はあなたの中のあなたなのです。
ですので、
占術あるいは人からのアドバイスで得ること・気づくことも確かに多いけれども、それはある一つの道標であり、完全に自分の人生を切り開いていくためには自分の意識を根底から覆し、行動を伴って体験する必要があります。
”願うだけで叶う”みたいなフレーズ、最近行った書店で目にしました。
確かにそういう時もあります。
できるだけそうなるようにするには、自分の潜在意識の中の不要なブロックや刷り込み、トラウマが解放された後であれば必然的にそうなります。
すべてはバランスです。
どちらかの世界に偏り過ぎても日常生活に支障が出てしまいます。
くりかえします、私たちはそもそも高次元から、わざわざ波動を低く低くしてこの3次元の地球にままならない肉体をまとって『愛と感謝』『学び成長し進化』するために降りてきました。
地球で生きている間は、この目的があることを忘れないようにしましょう。
軽やかに、自分の好きなことで楽しみながら努力して、それを行動に移して体験。
行動星地球であることをお忘れなく。