敵をも愛せ

人間関係でストレスが溜まる一番の原因は、

自分とは違う考えを持つ人や、自分の意に沿わない人とうまくコミュニケーションがとれないことではないでしょうか?

 

なんとか今日は笑顔でがんばるぞ!と出勤してみても、対象となる人を見た途端、またいつもの頑なな自分に戻る。

 

相手は自分の反面教師、写し鏡、というところまでは知っている人も多いかと思います。

 

いつまでも相手を嫌うとか、許せないでいることは、同じように自分が嫌いで許せない人です。

 

自分から湧き上がるネガティブ感情は、自分を鍛えるための”サイン”です。これらに自分で気づく癖をつけて、それらを克服する生き方の方が、人生はずっと楽しく、充実したものになりますよ。

 

相手を本当に嫌っているかどうか?自分の胸に聞いていただくとわかりますが、案外仲良くしたがっている自分に気づくはずです。

 

わかっていることは、そのまま相手を否定し続けても、状況や環境が改善されることはまずないということ、

その生き方自体が、今の時代に逆行する生き方=宇宙に共鳴できない生き方であることを理解してください。

 

今の時代にあえて逆らった観念を持って生きようとするから、うまくいかないわけで、最終的には心身に不調が出てくるのです。

 

今の時代、そしてこれからも『共生』がテーマの時代に入っています。

 

相手を敵視すること、競争すること、奪い合いは終わったのです。

 

 

自分が合わない人がいると、その延長線には、自らそこを離れる、辞めるという人も多いと思います。

 

例えば、自分がその職場の一従業員で、自分の思い通りではない職場なら、そこを辞めて自らで起業する、というても確かにあります。

 

ですが、

 

それほど情熱を燃やせることを、今の自分が持っているのかどうか?

その準備はできているのか?ここが、退社するにしても一番重要なポイントで、その後の起業に良くも悪くも100%影響します。

 

人間関係の気まずさから逃げの起業をしても、成功は難しいように思います。

 

なぜなら、ネガティブな問題から逃げて起業するからです。

 

いずれその問題は戻ってくるでしょうから。

 

完全なる感謝で辞めていれば、関わったすべての人の繁栄が約束されます。

 

よくよく考れば、一ヶ月の生活費や自分の社会的保証を会社からすべてしてもらっているのですから、本来であれば、苦手な人がいようと、それも含めて”お給料”という形で保証してもらっているわけです。

 

お給料までいただいて、社会勉強させてもらっているのです。

 

 

経営者向きの人の特徴として、全体像を把握するのが上手なところがあります。本人は無意識に、自然に、物事を俯瞰して見るところがあります。

 

ゆえに、細かいことにもかなり気づく為、それが裏目に出たときは組織内では少々厄介者だと思われるかもしれません(笑)

 

そして、これからの時代の経営者向きの人は、人の役に立つことに大きなやりがいを持ち、与えることがとにかく好きな人です。

 

だからこそ、狭い組織内にいればいるほど窮屈とか、もっとこうしたらいいのにとか、普通の人より色々気づくわけです。

 

それは、神様からいただいた才能の1つなのです。

 

そして、経営者タイプの人が組織に雇われて働いている限り、持ち前の才能を自由に発揮することは難しいと思いますし、常に葛藤は伴うと思って働いた方が無難でしょう。

 

 

職場の経営者でない限り、組織に所属してお給料を頂戴している限り、苦手な人、自分とは考えの違う人、自分の意に沿わない人とも、そこに所属している限りは仕事の一貫として認めるしかないのです。それが社会で雇われて働く意味です。

 

社会とは、それを勉強する場です。

 

たとえ、起業しても困難な状況に陥る可能性もあります。

 

雇われて働こうが、起業して働こうが、仕方なく仕事をするのか、それとも、多少きつくても感謝の気持ちを持って仕事をするのか、の違いだけです。

 

 

自分を愛してくれる者を愛したからとて、どれほどの手柄になろうか。

罪人でさえ、自分を愛してくれる者を愛している。

自分によくしてくれる者によくしたとて、どれほどの手柄にあろうか。

罪人でさえ、それくらいの事はしている。

ー新約聖書ルカによる福音書6-32から抜粋ー

 

 

簡単に言うと、分け隔てなく人を愛しなさい、ということだと思います。

 

仕事が円滑に回り、関わる人が笑顔で快適に過ごせればいいのですから、職場の人と仲良くなって、好きになる必要はないのです。

 

職場の人を好きになろうとがんばるのは、自分が相手から好かれたい、嫌われたくないという自信のなさからくる観念です。

 

長年の生き方から、自己価値が低くなっている人は、人から嫌われないようにという前提と否定的な視点から人と向き合います。

 

その弱さや偽りの気持ちが内在していると、それらに自らで気づいて、鍛えるために、社会という環境や人を引き寄せるのです。

 

それが、地球です。

 

相手を尊重することは、相手の存在を認めて愛することになり、ひいては自分の存在を認めることに繋がります。その積み重ねが自己価値になります。

 

そのくりかえしが、最終的に、私たちを創った神様に愛と感謝を送る行為になります。

 

人とうまくやっていきたい人は、ネガティブな観念を少しづつ手放す訓練が必要です。でもそれは、ほとんどの場合、一人では十分に払拭できないでしょう。

 

本当の自分を容認するための真剣な取り組みを始めましょう。

 

 

本当の自分を知ることは、未来の自分を快適に導きます。

 

未来の自分を創れるのは『変わりたい!』という自らの意図と行動から始まります。

 

思考が変われば行動が変わり、行動が変われば現実が変わるのです。

 

今こそ自分の可能性を日々体験しましょう!

 

 

 

 

 

 

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