大阪市港区の水族館『海遊館』のユキちゃん-写真はMicrosoftニュースから引用-
2021年4月、港区南青山に児童相談所や母子生活支援施設の建設をめぐる問題で、近隣住民の賛成意見より反対意見の方がクローズアップされています。
元々個人の私有地ではなく、国の所有地だったようですし、将来的な不安感から反対する人が多いということなのでしょうか。
ニュースで見たところ、反対するその理由もかなりネガティブで酷い内容ばかりがクローズアップされている印象です。
やらせか?というぐらい、近隣住民と呼ばれる人は顔出しもせず、怒りを露わにして反対意見を述べている人もいました。
でもですね、調べていくと横浜市もそうだったみたいで、児童相談所を作る前は、今回と同じように近隣住民から反対意見が多かったそうですが、できてからは別段問題はないそうです。
共生、共存というのは、そんなに難しいことなのか?
もめるほどのことなのか?
これを『分離の意識』といわずして、なんと表現するのか教えていただきたいです。
心配、自分は損をするのではないか(税金など)という意識が大きいように思います。
しかしながら、今回日本人として日本に生きているということは、個人がここでしか学べないこと、持ちこしてきた課題や問題がここでなら解消できるから、ここに来ていると私は思っています。
関わる人々の不安を払拭すべく、区側は反対する人たちに対して納得してもらえるような説明を充分に行い、安心させることを求められている時なのでしょう。
話を聞く耳を双方が持っているだけまだましなのかもしれません。いずれ妥協点や落としどころが見えてくるように思います。
双方に信頼と譲る心があれば、関わる人皆が幸せに安心して暮らせる地域作りができるのではと思いました。
言ってしまうと、2021年4月に完成することが概ね決まってしまっているわけですから、住民は抵抗と拒絶で反応し続けるのか、
共生、共存し、信頼の街となるのか。
今後のこの地域が発する波動が決まりそうですね。
ただ皆が自分らしく幸せに生きられたらと思います。
そのためには、個人が自分の傷を癒し、本来の自分の姿で生きることです。
1日も早く子供たちが安心して過ごせる環境が整い、より良い解決法が見つかりますよう願うばかりです。