今回の人生で、人を癒しに導いたり、何かを教えたり、人をサポートする役割を持って転生している魂は多いですが、あることが欠けているとそれらの仕事が死活問題になります。
それは、エネルギーです。
特に他者の肉体に直接触れる仕事であるボディワーカーや、ヒーリングやリーディング業務など、自分が持つエネルギーがかなり強くないと外部からのネガティブエネルギーをもろに受けて疲労しやすくなります。
俗にいう”エネルギーあたり”です。
自分のエネルギーの許容範囲を知ることは、提供側として重要なことなのです。
ネガティブなエネルギーを自分の体に取り込んでまで癒しに導こうとする行為、あるいは直して(治して)あげようという意図、これらはすべて傲慢の意識からきていて、自分の中に新たなカルマを作り出します。
セラピストやボディワーカーで、ここのところを知らないで施術している人がいまだに多いようです。
直す(治す)ことは、神様とその本人の自由意志によることなので、根本的に第三者(提供側)が介入できる領域ではないのです。
ブロックが頑固で、人に何かをしてほしいという承認欲求の強い人が提供側になると、誰かに何かを提供する際、必ずといっていいほど自分の許容範囲を超えて犠牲的に提供することでバランスを崩し、知らぬ間に肉体に疲労が蓄積されやすくなります。
自分はそんなに疲れていないと思い込んでいる人が結構多いのですが、ブロックが頑固な人は、それと同調して思考も肉体もハートも閉じて頑固になります。
そして、肉体が酸化して錆びてくるので、顔にはくすみが出て茶色くなります。茶色を通り越すと黒くなります。
顔が茶色い人でも、アチューンメントで高波動エネルギーに触れた途端、ネガティブの憑き物や悪魔、邪気、生霊などが外れて顔には本来のツヤと光が戻ります。
疲労した体を媒体に仕事をしていると、誰の意識かわからないエネルギーやネガティブ波動を纏ってしまうので注意が必要です。
ですから、肉体に直接触れる仕事をする人は、普段から自分の中にある根深いブロックをどんどん解放して癒す必要があるのです。
なぜなら、最高の施術は媒体となる人(行う側)の技術に比例しますが、媒体側のブロックが根深いと受ける側にポジティブな変化が出ずらくなるからです。
なので、エネルギーは使うべきところに使うべきなのです。
自分の根幹が癒されていない人は、他者に対しても優しくしてほしいなどの承認欲求が強くなり、人でも何でも良いか悪いかのジャッジが顕著になります。
自分の中の苦手意識やブロックを解放するととてつもなく波動が上がるので、人を好き嫌いでジャッジしなくなります。
嫌いな人、苦手な人がいるうちは、自分の中に根深いブロックが潜んでいて自分がいるステージは低いと思ったほうがいいです。
ブロックの解放は、誰かがやってくれるものではなく、あくまでも自分の自由意志で自分にしかできません。
自分とそこに関わるすべての人に愛を持って赦すしかないのです。
自分を苦しめるブロックは、ただ認めて解放するだけ。
認めれば楽になり、調和が生まれます。