意識が他人に向いて生きていると、いつも人のことばかり気にして、肝心の自分のことはわからず、になってしまいます。
宇宙と3次元の自分、一体どちらが広大無限の存在でしょうか?
ここがわからないうちは、自分に都合のいいやり方で自分の力で何でもコントロールしようとします。
例えば、何らかのエネルギー伝授を受けたら、初学者で自己顕示欲が強い人が決まって言う一言ががあります。
”誰々を癒してあげたい”
一見すると、いいことに思いますよね。
いやいや、誰かを癒す前に自分自分(笑)
『~してあげたい』という言葉を使う人は、とても奉仕的に聞こえるけど、別の視点からいうとお節介焼きに多く、他人軸で生きてきた人なのです。
自分の存在や、宇宙のことがわかっていないうちは、このような表現になります。
『人を癒したい』という意識は初学者に多く、自分の力で主体的に行うことを考えています。
レイキなどではなく、自分の霊能力を使う場合なら、そのような表現でも求める人がいるならいいのでしょう。
ですが、誰かから伝授を受けた宇宙のエネルギー、例えばレイキの場合でも、宇宙のエネルギーはあなた一人のものではありませんのでね。
そこの感覚はとても大切で、近年このあたりが問題視されることがあるようですが、ティーチャー側の覚醒次第なのでしょう。
簡単にいうと、癒してあげたいと思って(意図して)ヒーリングを行っている人は、宇宙の広大無限のエネルギーを信じていなくて、自分のエゴエネルギーを相手に感染させていることになります。
これでは、双方のダメージが強くなります。
相手にも今世で決めてきた課題があり、自分にも課題があります。
その課題を他者が取り上げたり、変わりに取って上げたり、自分の自己顕示欲やお節介から、自らに負のカルマを増やしてしまう可能性があることも知っておきましょう。
自分のエゴエネルギーを相手になすりつけていることになるので、受けた側は不快とか何か不穏なエネルギー(エゴ)を感じるかもしれません。
やってくれるっていうからやってもらったものの、もしそんなことになっていたら、たまったもんじゃないですよね(笑)
提供側ががんばってエネルギーを送ろうとすればするほど、エゴの傲慢のエネルギーが相手に流れていきます。
それは、癒しにならないはずです。
ですので、提供する側の媒体となる人間は、日頃から自分をモニタリングして、自分をメンテナンスして、いい状態を保つ必要があるのです。
人生を傲慢に感謝なく生きていると、それに気づかせるような事態を自らで引き寄せます。
私たちは宇宙や目に見えない存在たちに心を開いて信頼するだけです。
あくまでもパイプ役です。
明日につづく