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400年の歴史に波紋

子どもの頃、スーパーには普通にくじら肉が売っていて、

どこの家庭でも食べてなかったでしょうか?

 

脂が嚙みちぎれなかった思い出があります。

 

今も一部の飲食店では扱ってますよね。

 

需要と供給

 

生活のための手段

 

2009年にアメリカ、2010年には日本で公開されたThe Coveという映画で

日本の捕鯨について外国から問題視されてきました。

 

 

イルカ漁や捕鯨は日本だけのものではなく、世界中の多数の地域で行われており、その多くが同じような地理的条件や、似たような歴史的、経済的背景を持っています。にもかかわらず、『ザ・コーヴ』は、動物愛護の観点から見た一方的なもので、和歌山の状況をややセンセーショナルに表現しています。

太地町でのイルカ漁業に対する和歌山県の公式見解より抜粋

 

 

漁師側からすると、生活の手段ですが、

かなり繊細な問題であることは太地町も認識しています。

 

400年前から行われているクジラ漁、

果たして、今の時代とこれからも必要なことなのか?

 

人間が動物園や水族館でイルカを見れるのは、この漁のおかげです。

 

ただ泳がせているだけならまだしも、

 

人間の娯楽のために、

調教という名の虐待だと保護団体の人たちは言います。

 

 

生活の手段として、この町に捕鯨という選択肢しかなかったとしても、

 

今後のためにも、町を挙げて別の取り組みも真剣に考える時期にきている氣もします。

 

それがこの町と漁師達に与えられた課題なんじゃないでしょうか。

 

 

良いか悪いかは別として、

 

北海道の場合、ここ30年でエゾシカが繁殖し過ぎて、農作物の被害や自動車接触も多いことから、美味しく食べて自然を守ろう!という取り組みです。

 

なんでそんなにエゾシカが増えたかというと、明治の初めには乱獲や大雪で絶滅寸前だったエゾシカが、ここ30年の間に天敵だったエゾオオカミが絶滅したり、ハンターが年々減少したことが原因と言われています。

 

 

クジラやイルカの場合は、大量に繁殖しすぎて明らかな被害が出ているというわけでもなさそうです。

 

 

当たり前に食べれていること、

 

当たり前に見れていること、

 

クジラやイルカに限らず、

人間のために屠殺される動物はたくさんいます。

 

そうまでして殺し、そうまでして無いものを無理に増やし、搾取し続ける必要はあるのか?

 

個人個人が問われています。

 

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