金属肉体

 

 

物議を醸しているニュース。

 

コメント欄を見れば今の日本人の意識がわかります。

 

 

旭山動物園のライオン一家の同居が始まりました。

 

赤ちゃんを一目見ようと、連日大盛況のようです。

 

ライオンの世界では、かかあ殿下が普通のようで、

雌ライオンのイオは元々気が強いのですが、母性愛も強く、普段より多い観客に神経質になっているように見えます。

 

そして、雄ライオンのオリトに無駄にあたっているような行動があって、どこのおうちも大変なんだなと（笑）

 

まだ2歳と言う若さで初産のイオママは、逞しい母性愛を発揮しています。

 

 

ライオンはネコ科動物で唯一集団で行動しますが（プライド）、

雄ライオンも子育てに参加するようです。

 

雄ライオンのオリトは、旭山動物園に３年前一匹できてずっとひとりぼっちだったのですが、イオが来てお互い打ち解けてきたところでイオが出産準備に入ってオリトはまた一人ぼっちになり、毎日何回も何回も雄叫びをあげてイオを呼んでいました。

 

その姿を見て、視聴者がコメントに『朝から泣けてしまいました』とか『辛いです』とたくさん応援が寄せられていました。

 

 

今こうして赤ちゃんにジャレジャレしているオリトを見ると、国中がほのぼの安心してると思います。

 

この光景を野生では見れないですからね。

 

最近、ライオン一家の動画は視聴回数が上がるとわかった人たちがこぞって動画を上げています。

 

世の中には・・・心理学とかいろいろありますが、

 

教科書の丸暗記と同じで、

 

新しい言葉をたくさん覚えたり、通り一辺倒に当てはめて覚えることに必死で、本来の自分の資質や思考形態に合わないことをやってる人、

 

結構見かけます。

 

学校の成績はいいけど、社会での評価が得られないみたいな人。

 

心理学が日本をダメにしたという研究者もいますからね。

 

 

そして、

 

心理学を習ったという人に共通してるのが、

 

コミュニケーション能力が低く、メンタルマネジメントができてない人が多いこと。

 

それ系カウンセラーとか、コーチング１本で成功している人は、

 

ごく一部だと思います。

 

メンタルが弱いとストレスが溜まりやすいので、

 

何をやってもブレイクスルーはできません。

 

 

どれだけインプットしても、実際に活かせなければ時間の無駄。

 

そもそも日本人は、外国の定義や思想そのものを使いこなせない人のほうが多いです。

 

歴史背景が違うからだと私は見ていますが。

 

 

そうすると、

 

自分をそこに当てはめることに必死になり、

 

学歴、経歴、資格、肩書にしがみつくようになります。

 

表向きは装飾できても、

自分の中身では勝負ができないと言ってるようなもの。

 

そして、

 

効果的な成果を上げてないなら自信もなく悪循環です。

 

 

コンプレックスがある人は人からどう見られるか？にエゴが働くので、

本来やるべきことが優先されず、大局的な見方、捉え方、行動ができなくなります。

 

これだと、組織内で力を発揮したり、高い評価を得られないでしょう。

 

仕事ができないことで評価が下がることはあっても、

 

いいチャンスやご縁にも恵まれないと思います。

 

 

学歴がどれほど良くても、

 

どれほど素晴らしい資格を所有していても、

 

メッキはいずれ剥がれます。

 

 

メッキが剥がれない様、誤魔化して見栄を張って生きていると、

 

だんだん息が詰まり、

 

その内的摩擦と外的摩擦で疲弊します。

 

 

我々の肉体は金属と一緒。

 

時間の経過とともに摩耗し（外的要因、内的要因によるすり減り）劣化します。

 

劣化したままで放置すると、腐敗（酸化・硫化等）が進み本来の状態ではなくなります。

 

本来の状態に戻すには時間を多く要します。

 

元には戻らないこともあります。

 

短時間で無理矢理いい状態にしようとすると、無駄な負荷がかかり、材質を痛め、仕上げにはさらに多くの時間とお金がかかります。

 

 

日頃からオーバーホール（メンテナンス）をしていない本体は、

 

不具合、不調和、不正確、不良になりやすく、

 

最後は動かなくなります。

 

人間の体には鉄が循環していることをお忘れなく。